ダフトミル11年
ウインターバッチリリース
2024 46%
700ml
カスバート家の兄弟二人が、忙しい農作業の合間を縫って自分たちの農場で作った大麦を使い真夏と冬だけウイスキーづくりを行い、年によっては100樽程度しか作られないこともある非常に希少なダフトミルからの2024年ウインターバッチです。
アウトターンが全世界で7500本しかないボトルです。ダフトミルの2024年のボトリングはこれを含めて1万本もいかないはずなので、これは買えたら超ラッキーですね。
2023サマーバッチと熟成年数だけ異なりほぼ同一のスペック、同一のモルトを原材料としていますが、カスクが2023サマーバッチでは「ケンタッキーのクレアモントスプリング蒸留所」の1stフィルバーボンバレルと明記されているのが2024ウインターバッチでは蒸留所名が明記されていない点が変わっています。
2009年の8月28日と29日にジョンとサンディの兄弟がカスバート家の43エーカーの農場で収穫し、2010年夏にアロアでモルティングされるまで農場に保管されていたパブリカン種の大麦を用いて作られました。
ファーストフィルExバーボンバレルに2011年の12月に樽詰めし、ダンネージ型倉庫の上段に2024年まで熟成させた27樽をボトリングしたものです。
香りは46%の割にかなり力強く、熟したパイナップル、アプリコット、切ったばかりの松の木、オレンジの皮、アーモンド。
口に含むとオイリーでクリーミーな乳酸系の甘みがしっかりと広がり、グレープフルーツやアプリコット、レンゲのはちみつ。ペッパーやアーモンド、チャーした樽由来と思われる浅煎りのコーヒーやココアのニュアンスも。
フィニッシュは長く続き、ミントや樽感を感じさせながら柑橘がドライに切れていきます。
カテゴリー:
食品・飲料・酒##飲料・酒##ウイスキー
Update Time:2025-08-02 20:53:31